よくある二重敬語の例文と正しい敬語の例文 -2




 よくある二重敬語の例と正しい敬語表現 


尊敬の敬語表現「お(ご)〜になる」に尊敬の助動詞「れる」と丁寧語「ます」が結合した「お(ご)〜になられます」が、最も多く見られる二重敬語のパターンです。

× ご覧になられますか?
 ご覧になりますか?

× おいでになられました。
 おいでになりました。

× お帰りになられました。
 お帰りになりました。


 社会的に容認されている二重敬語の例 


お伺いします。(御の謙譲表現+謙譲語)

お召し上がりになります。(御の尊敬表現+尊敬語)

ご案内申し上げます。(御の謙譲表現+謙譲語)

※謙譲語「致す」・「申し上げる」による二重敬語は一般に容認されています。

ご覧になっていらっしゃいます。

※一見して尊敬語の二重敬語のようですが、接続助詞「て」が挿入されている場合は「敬語連結」と呼ばれ、二重敬語には当たりません。

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