「助かります」敬語の例文・類義語の例文・失礼な敬語




「助かります」敬語の例文・類義語の例文・失礼な敬語

「助かります」は一応丁寧な敬語表現になっています。しかし、家族や同僚・友人などに対して使う場合は良いのですが、取引先や目上の人に対して使った場合は、非常に身勝手で謹みのない厚かましい依頼の言葉と感じられ、失礼に当たります。助けてもらったときの感謝の言葉である「助かりました」も同様です。

他人に何かを依頼するときには謹みの心が大切であり、また、厚意を受けたときには、わが身の幸せを表現するよりも、相手への素直な感謝の気持ちを表明するのが礼儀です。相手が目上の人であるときには、なおさらそのような節度のある態度が大切です。このような場合は、「助かります」の代わりに「幸いと存じます」と書き、「助かりました」に代えて「有難うございました」や「厚く御礼申し上げます」などと書くべきでしょう。

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